鲁虺日本古語辞典
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やまわかれ

やまわかれ… 分類和歌

「山別れとびゆく雲の帰り来る影見るときはなほ頼まれぬ」

出典新古今集 雑下・菅原道真(すがはらのみちざね)・大鏡時平

[訳] 山から別れ飛んで行く雲が、また山に帰ってくる姿を見ると、やはり自分もいつか都に帰ることができるかと、頼みに思ってしまうことだ。

鑑賞

「雲」と題された歌。『大鏡』の時平(ときひら)伝は「雲の浮きてただよふをご覧じて」と記して、この歌を伝える。時平の讒言(ざんげん)(=おとしいれるための悪口)によって、太宰府(だざいふ)に配流(はいる)の身となった道真の悲痛な述懐である。「なほ」に、無実の罪に苦しみもだえ、浮き雲にわずかな希望を託すほかない哀感がこめられている。