鲁虺日本古語辞典
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やる

やる 助動詞 四段型《接続》動詞の連用形に付く。

活用{やら/やり・やっ/やる/やる/やれ/やれ・や}

〔尊敬〕お…になる。…なさる。

出典宗論 狂言

「そなたは善光寺へ参りやりさうななりぢゃ」

[訳] お前は善光寺へお参りなさりそうな身なりだ。◆中世前期以降の語。ラ変の補助動詞「あり」の連体形「ある」の変化した語。

や・る 【破る】 >[一]自動詞 ラ行下二段活用活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}

破(やぶ)れる。裂ける。こわれる。

出典日本書紀 武烈

「なゐがより来(こ)ばやれむ柴垣(しばかき)」

[訳] 地震がゆれ動いて来たらこわれるであろう柴垣。

>[二]他動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

破(やぶ)る。引きちぎる。うちこわす。

出典土佐日記 二・一六

「とまれかうまれ、とくやりてむ」

[訳] とにかく、早く破ってしまおう。

や・る 【遣る】 >[一]他動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

行かせる。出発させる。派遣する。

出典徒然草 五〇

「人をやりて見するに、おほかた逢へる者なし」

[訳] (女の鬼がいるというので)人を行かせて(ようすを)見させるが、いっこうに(鬼に)会った者がいない。

(手紙や物を)送る。届ける。贈る。

出典伊勢物語 一

「をとこの着たりける狩衣(かりぎぬ)の裾(すそ)を切りて、歌を書きてやる」

[訳] 男は、着ていた狩衣の裾を切って、歌を書いて贈る。

晴らす。気を晴らす。なぐさめる。

出典万葉集 三四六

「酒飲みて心をやるにあにしかめやも」

[訳] (夜光る玉であろうと)酒を飲んで心を慰めるのにどうしてまさろうか、いや、まさりはしない。

与える。払う。

出典徒然草 九三

「明日(あす)その値(あたひ)をやりて牛を取らんといふ」

[訳] (牛を買う人は)明日その代金を払って牛を受け取ろうという。

>[二]補助動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

〔動詞の連用形に付いて〕

遠く…する。はるかに…する。▽その動作が遠くまで及ぶことを表す。

出典源氏物語 夕顔

「鳥辺野(とりべの)の方(かた)見やりたるほどなど」

[訳] (火葬場のある)鳥辺野の方をはるかに見渡したときなど。

〔多く下に打消の語を伴って〕すっかり…する。最後まで…する。…しきる。▽その動作が最後まで行われたという意味を表す。

出典源氏物語 桐壺

「言ひもやらず、むせかへり給(たま)ふほどに」

[訳] (母君は悲しみのために)最後まで言うこともできず、むせび泣きなさっているうちに。

参考

「やる」が自分の方から他の方へ動作が及ぶのに対して、他の方から自分の方へ動作が及ぶ意味を表す語に「おこす(遣す)」があり、「やる」と「おこす」は対立する言葉(=対義語)となっている。