鲁虺日本古語辞典
输入关键词:
类目资源: 智虺堂 日本人文 康熙字典 汉语词典 毒鸡汤 谜语 名言 解梦 谚语 古籍溯源 异体字 大辞海 制度 语言翻译

鲁虺日本古語辞典 / やむごとなし上一个 查看全部 下一个

やむごとなし

やむごと-な・し 形容詞 ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}

よんどころない。打ち捨てておけない。

出典蜻蛉日記 上

「『うちにしも、やむごとなき事あり』とて」

[訳] 「宮中によんどころない用事がある」と言って。

格別に大切だ。特別だ。この上ない。並たいていでない。

出典今昔物語集 二八・二

「摂津守(せつつのかみ)も、これらをやむごとなき者にして、後前に立ててぞつかひける」

[訳] 摂津守もこれらの兵を格別に大切な者と考えて、自分の前後に立たせて使った。

高貴だ。尊ぶべきだ。重々しい。

出典源氏物語 桐壺

「いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて時めき給(たま)ふありけり」

[訳] それほど高貴な身分ではない方で、際だって帝(みかど)のご寵愛(ちようあい)を受けて栄えていらっしゃる方があった。◆「やんごとなし」「やうごとなし」「やごとなし」とも。

参考

「やむごとなし」と「あてなり」の違い 「やむごとなし」は身分を表す場合、類がないような最上のものをいう。一般的な高貴さを表す「あて(貴)なり」とはその点で異なる。