鲁虺日本古語辞典
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遊び

あそび 【遊び】 名詞①

神前での歌舞や音楽。神遊び。神楽(かぐら)。

出典日本書紀 天智

「打橋(うちはし)のつめのあそびに出でませ子」

[訳] 板を渡しただけの仮の橋のたもとの(歌垣(うたがき)の)歌舞・音楽の遊びに出ていらっしゃい、娘さん。

山野で、狩猟・行楽・酒宴などをして楽しむこと。

出典万葉集 八三五

「春さらば逢(あ)はむと思(も)ひし梅の花今日のあそびにあひ見つるかも」

[訳] 春になったら会おうと思っていた梅の花に、今日の宴席で会ったことだよ。

詩歌・管弦や舞などをして楽しむこと。◇中古の作品の中の例は、ほぼこの意味と見てよい。

出典源氏物語 桐壺

「月のおもしろきに、夜更くるまであそびをぞし給(たま)ふなる」

[訳] 月が美しいので、夜が更けるまで音楽の催しをなさっているようだ。

遊ぶこと。遊戯。娯楽。慰み。

出典徒然草 一三〇

「万(よろづ)のあそびにも、勝負を好む人は、勝ちて興あらんためなり」

[訳] いろいろな遊戯の中でも、勝負事の好きな人は、勝って得意な気持ちになろうとしてするのだ。

「遊(あそ)び女(め)」の略。遊女。宿場などの宴席で歌舞を演じて旅人の遊興の相手をした女。

出典更級日記 足柄山

「あそび三人(みたり)、いづくよりともなく出(い)で来たり」

[訳] 遊女が三人、どこからともなく出てきた。

すさび 【荒び・遊び】 名詞①

気まぐれ。気まま。

出典源氏物語 夕顔

「懲(こ)りずまにまたもあだ名立ちぬべき御心のすさびなめり」

[訳] こりもせずにまたまた浮気な評判が立ちそうな(源氏の)お心の気まぐれであるようだ。

慰み。もてあそび。

出典徒然草 一九

「筆にまかせつつ、あぢきなきすさびにて」

[訳] 筆の勢いにまかせながら書いた、つまらない慰みで。