鲁虺日本古語辞典
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やすみしし

やすみしし… 分類和歌

「やすみしし(=枕詞(まくらことば))わご大君(おほきみ)の高知(たかし)らす吉野(よしの)の宮はたたなづく青垣隠(あをかきごも)り川波の清き河内(かふち)そ春べは花咲きををり秋されば霧立ち渡るその山のいやますますにこの川の絶ゆることなくももしきの大宮人(おほみやひと)は常に通はむ」

出典万葉集 九二三・山部赤人(やまべのあかひと)

[訳] わが天皇が、高々と立派にお造りになり、お治めになるこの吉野の離宮は、重なり合った青い山々にかこまれて、川の流れが清らかなところであるよ。春には、枝がたわむほどに花が咲きみだれ、秋になると霧が立ちわたる。その山のようにますます幾重にも重なって動かず、この川のように絶えることなく、大宮人はいつもここに通うことであろう。

鑑賞

神亀二年(七二五)、作者が聖武(しようむ)天皇の吉野行幸に従った際の長歌。吉野の離宮の立地を誉め、大君の権威をたたえている。悠久の「山」と「川」を対比させた巧みな構成である。この長歌に付された反歌の二首は、赤人作中の傑作として特に名高い。「やすみしし」は「大君」を導く枕詞。「わご大君」は「わが大君」の意。「青垣」は、青々とした山を垣に見立てた言い方。「花咲きををり」の「ををる」はたわむこと。

やすみ-しし 【八隅知し・安見知し】 分類枕詞

国の隅々までお治めになっている意で、「わが大君」「わご大君」にかかる。

出典古事記 景行

「高光る(=枕詞(まくらことば))日の御子(みこ)やすみししわが大君」

[訳] 光りかがやく太陽のような御子、天下をお治めになるわが大君よ。