鲁虺日本古語辞典
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ほど

ほど 副助詞《接続》体言、活用語の連体形に付く。

〔大体の程度〕…ぐらい。

出典平家物語 九・敦盛最期

「弓矢取る身ほど、口惜しかりけるものはなし」

[訳] 弓矢を取る(武士の)身ぐらい、残念なものはない。

〔限度〕…だけ。

出典平家物語 一一・鶏合壇浦合戦

「矢だねあるほど射尽くして」

[訳] 矢のあるだけすべてを射つくして(しまい)。

〔比例した変化〕…につれてますます。

出典鑓権三 浄瑠・近松

「思案するほどねたましい」

[訳] あれこれ考えるにつれてますますねたましい。

参考

中世以降、名詞の「ほど」が助詞化したもの。平安時代以前の「ほど」はほぼ名詞である。

ほど 【程】 名詞①

くらい。ほど。程度。

出典竹取物語 かぐや姫の昇天

「ある人の毛の穴さへ見ゆるほどなり」

[訳] (明るさは)そこにいる人の毛の穴まで見えるくらいである。

ようす。状態。具合。

出典枕草子 野分のまたの日こそ

「髪は風に吹き迷はされて、少しうちふくだみたるが、肩にかかれるほど、まことにめでたし」

[訳] 髪は風に吹き乱されて、少しふくらんでいるのが、肩にかかっているようすが、実にすばらしい。

間。うち。

出典徒然草 三九

「目のさめたらんほど、念仏し給(たま)へ」

[訳] 目が覚めている間、念仏をしなさい。

ころ。時分。時節。

出典竹取物語 貴公子たちの求婚

「日暮るるほど、例の集まりぬ」

[訳] 日が暮れるころ、いつものように集まった。

時間。月日。年月。

出典源氏物語 桐壺

「ほど経(へ)ば、少しうち紛るることもや」

[訳] 時間がたてば、少しは気が紛れることもあるだろうか。

道のり。距離。

出典徒然草 八七

「遥かなるほどなり。口づきの男(をのこ)に、まづ一度せさせよ」

[訳] 遠い道のりである。馬の口取りの男に、とりあえず(酒を)一杯飲ませよ。

途中。

出典更級日記 東山なる所

「道のほど、…何となく青み、をかしう見えわたりたる」

[訳] 道の途中は、…何となく一面青々として趣深く見渡された。

あたり。付近。

出典源氏物語 若紫

「まみのほど、髪のうつくしげに削(そ)がれたる末も」

[訳] 目もとのあたりや、髪が美しい感じに切りそろえられている端も。

広さ。大きさ。

出典方丈記 

「ほど狭(せば)しといへども、夜臥(ふ)す床(ゆか)あり」

[訳] (庵(いおり)は)広さが狭いといっても、夜寝る床がある。

身分。地位。家柄。

出典源氏物語 桐壺

「同じほど、それより下﨟(げらふ)の更衣(かうい)たちは」

[訳] (桐壺更衣(きりつぼのこうい)と)同じ身分や、それより低い身分の更衣たちは。

年ごろ。年齢。年配。

出典源氏物語 若紫

「この君だにも、かしこまりも聞こえ給(たま)ひつべきほどならましかば」

[訳] せめて姫君だけでも、お礼も申し上げることがおできになれそうな年ごろだったら。◆古くは「ほと」とも。