鲁虺日本古語辞典
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べし

べし 助動詞 ク活用型《接続》(1)活用語の終止形に付く。ただしラ変型活用の語には連体形に付く。(2)上一段活用の語には、「見べし」のように、イ段の音で終わる語形(未然形または連用形)に付くことがある。

〔推量〕…にちがいない。きっと…だろう。(当然)…しそうだ。▽確信をもって推量する意を表す。

出典徒然草 一

「人は、形・有り様のすぐれたらんこそ、あらまほしかるべけれ」

[訳] 人間は容貌(ようぼう)や風采(ふうさい)がすぐれていることこそ、望ましいだろう。

〔意志〕(必ず)…しよう。…するつもりだ。…してやろう。▽強い意志を表す。

出典竹取物語 御門の求婚

「『宮仕へに出(い)だし立てば死ぬべし』と申す」

[訳] (かぐや姫は)「(私を)宮仕えに出すならば、死んでしまうつもりだ」と申し上げる。

〔可能〕…できる。…できそうだ。…できるはずだ。

出典大鏡 道長上

「わが子どもの、影だに踏むべくもあらぬこそ、口惜しけれ」

[訳] 私(=兼家)の子息たちが、(四条大納言の)影さえ踏むこともできそうにないのは、残念なことだ。

〔適当・勧誘〕…(する)のがよい。…(する)のが適当である。…(する)のがふさわしい。▽そうするのがいちばんよいという意を表す。

出典徒然草 五五

「家の造りやうは、夏をむねとすべし」

[訳] 家の造り方は、夏(に暮らしやすいこと)を主とするのがよい。

〔当然・義務・予定〕…するはずだ。当然…すべきだ。…しなければならない。…することになっている。▽必然的にそうでなければならないという意を表す。

出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち

「子となり給(たま)ふべき人なめり」

[訳] (私の)子におなりになるはずの人であるようだ。

〔命令〕…せよ。

出典平家物語 一一・先帝身投

「西に向かはせ給(たま)ひて、御念仏さぶらふべし」

[訳] 西(の方)にお向きになって、お念仏をお唱えなさいませ。

語法

(1)「べし」の各音便形[ア] ウ音便・イ音便[イ] 撥(はつ)音便⇒べかなり・べかめり・べかんなり・べかんめり(2)命令の意味⑥は、主従関係がはっきりしている軍記物語の会話などに現れやすい。(3)未然形の「べく」 「べく+は」については、次の二とおりの説がある。[イ] の立場に立った場合にだけ、未然形が存在することになる。また、近世の「べくば」(「べくんば」)の「べく」は、未然形である。⇒は・ば