鲁虺日本古語辞典
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上がる

あが・る 【上がる】 自動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

高い方に上がる。

出典更級日記 後の頼み

「蓮華(れんげ)の座の、土をあがりたる高さ三、四尺」

[訳] 蓮華の台座が、地上から上がった高さ三、四尺。

(馬が)はねる。

出典枕草子 正月一日は

「馬のあがり騒ぐなどもいとおそろしう見ゆれば」

[訳] 馬がはねて騒ぐのなどもとても恐ろしく思われるので。

時代がさかのぼる。

出典大鏡 後一条

「大織冠(たいしよくくわん)より始め奉りて申すべけれど、それはあまりあがりて」

[訳] 大織冠藤原鎌足(ふじわらのかまたり)公から始め申して申し上げるのが当然ですが、それはあまりにも時代がさかのぼって。

(京都で内裏(だいり)のある)北へ行く。

出典膝栗毛 滑稽

「京都千本通り、中立売(なかだちうり)ひょいとあがる所」

[訳] 京都千本通り、中立売をちょっと北に行ったところ。

官位が進む。昇進する。

出典源氏物語 少女

「大臣(おとど)、太政(だいじやう)大臣にあがり給(たま)ひて」

[訳] (源氏の)内大臣は太政大臣にご昇進になって。

上達する。

出典連理秘抄 

「人にふと越されて縮け立ちぬれば、あがることなし」

[訳] 人にちょっと追い越されて萎縮(いしゆく)してしまうと上達することはない。

〔「気(け)のあがる」などの形で〕のぼせる。上気する。

出典徒然草 四二

「気(け)のあがる病ありて、年のやうやうたくるほどに、鼻の中ふたがりて」

[訳] のぼせる病気があって、年がしだいに盛りをすぎるにつれて、鼻の中がふさがって。

参考

「あがる」と「のぼる」の違い 上の方に移動する意味を表す点では共通しているが、「あがる」は一気に上に移動して、上にあるという状態を表す方に重点がある。それに対して「のぼる」は、しだいに上の方に移動する意味を表し、あがっていく過程・経過が中心になる。