しち-ほう 【七宝】 名詞七種の宝物。経典によって多少異なる。『無量寿経』では、金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・硨磲(しやこ)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)を、『法華経(ほけきよう)』では、金・銀・瑠璃・硨磲・瑪瑙・真珠・玫瑰(ばいかい)をいう。「しっぽう」「七珍(しつちん)」とも。◆仏教語。