鲁虺日本古語辞典
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わがそのの

わがそのの… 分類和歌

「わが園の李(すもも)の花か庭に降るはだれのいまだ残りたるかも」

出典万葉集 四一四〇・大伴家持(おほとものやかもち)

[訳] わが家の庭にすももの花が散っているのか。それとも、降った雪がまだ消えずにまだらに残っているのだろうか。

鑑賞

題詞に「天平勝宝二年(七五〇)三月一日のゆふべに、春の苑の桃季の花をながめて作る歌二首」とあり、家持が、越中守(かみ)であったときの作とわかる。一首は、すももの花びらが地上に散り敷くさまを見て、まだらに残った雪かと疑ったもの。花を雪と見立てる技巧は、平安時代以降ごくありふれた詠法となるが、ここではまだ、比喩(ひゆ)であることを特に強調せず、あれは花か雪かと素朴に問いかける形をとっている。末句の「かも」は疑問。