鲁虺日本古語辞典
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限り

かぎり 【限り】 名詞①

限界。限度。

出典源氏物語 桐壺

「かぎりあれば、さのみもえとどめさせ給(たま)はず」

[訳] (とめるのも)限度があるので、そんなにまでおとどめになることがおできにならず。

極限。最大限。

出典古今集 恋二

「わが恋は行方も知らず果てもなし逢あふをかぎりと思ふばかりぞ」

[訳] 私の恋は、行方もわからないし、終わりもない。だから会っている今を極みと思うだけなのだよ。

あいだ。うち。

出典更級日記 物語

「夜は目のさめたるかぎり、火を近くともして」

[訳] 夜は目がさめているあいだ、灯火を近くにともして。

全部。すべて。

出典奥の細道 旅立

「むつましきかぎりは、宵よりつどひて」

[訳] 親しい人々はすべては、(前の)晩から集まって。

最後。果て。臨終。

出典大鏡 兼通

「今はかぎりにておはしまししほどに」

[訳] 今にも死にそうでいらっしゃったときに。

時期。機会。

出典新古今集 恋四

「めぐり逢あはむかぎりはいつと知らねども」

[訳] 今度めぐり会うであろう機会はいつと知らないが。

それだけ。そればかり。

出典枕草子 猫は

「猫は、上のかぎり黒くて、腹いと白き」

[訳] 猫は、上だけが黒くて、腹の方はたいへん白い(のがいい)。