こんがう-しょ 【金剛杵】 名詞密教の法具の一つ。古代インドの武器の一つであるが、密教で、煩悩を打ち砕き、また、悪魔を降伏(ごうぶく)させる象徴として法具に取り入れた。金属製で、両端の枝の数により、独鈷(とつこ)・三鈷・五鈷などという。金剛の杵(しよ)。◆仏教語。