かも-の-まつり 【賀茂の祭り】 名詞賀茂別雷(かもわけいかずち)・賀茂御祖(かもみおや)両社の例祭。陰暦四月の中の酉(とり)の日に行われ、平安時代には特に盛大になって、単に「まつり」といえばこの祭りを意味した。葵(あおい)の葉で牛車(ぎつしや)や社殿、祭人の冠を飾るので、「葵(あふひ)祭り」ともいう。また、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の祭りを「南祭り」というのに対し「北祭り」ともいう。