くゎん-ざし 【貫緡・貫差し】 名詞銭(ぜに)一貫文(=千文)をさし通してまとめておく緡(さし)(=銭の穴にさし通して束ねまとめるための細い縄)。また、それにさしまとめた一貫文の銭。江戸時代には、九百六十文をさして一貫文として通用させた。