鲁虺日本古語辞典
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-み 接尾語①

〔形容詞の語幹、および助動詞「べし」「ましじ」の語幹相当の部分に付いて〕(…が)…なので。(…が)…だから。▽原因・理由を表す。多く、上に「名詞+を」を伴うが、「を」がない場合もある。

出典万葉集 九一九

「若の浦に潮満ち来れば潟(かた)を無み葦辺(あしへ)をさして鶴(たづ)鳴き渡る」

[訳] ⇒わかのうらに…。

〔形容詞の語幹に付いて〕…と(思う)。▽下に動詞「思ふ」「す」を続けて、その内容を表す。

出典万葉集 一九六

「望月(もちづき)のいやめづらしみ思ほしし君と時々幸(いでま)して」

[訳] 満月のように、いよいよいとしいとお思いになっていた夫君と時々お出かけになって。

〔形容詞の語幹に付いて〕その状態を表す名詞を作る。

出典万葉集 一五〇〇

「夏の野の繁(しげ)みに咲ける姫百合(ひめゆり)の」

[訳] ⇒なつののの…。

〔動詞および助動詞「ず」の連用形に付いて〕…たり…たり。▽「…み…み」の形で、その動作が交互に繰り返される意を表す。

出典伊勢物語 六七

「生駒(いこま)の山を見れば、曇りみ晴れみ、たちゐる雲やまず」

[訳] 生駒の山を見ると、曇ったり晴れたりして、高く低く漂う雲が絶えない。

み 【海】 名詞「うみ」に同じ。

出典日本書紀 神功

「淡海(あふみ)のみ」

[訳] 近江(おうみ)の海(=琵琶(びわ)湖)。◆「うみ」の変化した語。

-み 【回・廻・曲】 接尾語〔地形を表す名詞に付いて〕…の湾曲した所。…のまわり。「磯み」「浦み」「島み」「裾(すそ)み(=山の裾のまわり)」

み 【身】 >[一]名詞①

からだ。身体。

出典方丈記 

「あるいは煙にむせびて倒れ伏し、あるいは焰(ほのほ)にまぐれてたちまちに死ぬ。あるいはみ一つ、からうじて逃るるも」

[訳] ある者は煙で息がつまって倒れ伏し、ある者は炎に目がくらんですぐに死んでしまう。ある者はからだ一つ、なんとかして逃げ出すことはできても。

自分。わが身。

出典枕草子 頭の中将の

「これは、みのためも人の御ためもよろこびには侍(はべ)らずや」

[訳] これは、自分のためにもあなたの御ためにも喜ばしいことではありませんか。

身の上。境遇。身分。

出典枕草子 大進生昌が家に

「家のほど、みのほどに合はせて侍(はべ)るなり」

[訳] 家格、身分の程度に合わせて作ってございます。

刀身。▽刀剣の、鞘(さや)におさまる部分。

(容器の蓋(ふた)に対して)物を入れる方。

>[二]代名詞私。われ。▽中世以降、男性が用いる自称の人称代名詞。

出典正徹物語 

「みが家は三条東洞院(とうゐん)にありしなり」

[訳] 私の家は三条東洞院にあったのである。

み 【巳】 名詞①

「十二支(じふにし)」の第六。

時刻の名。午前十時。また、それを中心とする二時間。「巳の刻(こく)」「巳の時(とき)」とも。

方角の名。南南東。

み- 【御】 接頭語名詞に付いて尊敬の意を表す。古くは神・天皇に関するものにいうことが多い。「み明かし」「み軍(いくさ)」「み門(みかど)」「み子」

み- 【美】 接頭語名詞に付いて、美しい、りっぱな、などの意を添えたり、語調を整えたりするときに用いる。「み冬」「み山」「み雪」「み吉野」。