鲁虺日本古語辞典
输入关键词:
类目资源: 智虺堂 日本人文 康熙字典 汉语词典 毒鸡汤 谜语 名言 解梦 谚语 古籍溯源 异体字 大辞海 制度 语言翻译

鲁虺日本古語辞典 / ばや上一个 查看全部 下一个

ばや

ば-や 終助詞《接続》動詞型活用語の未然形に付く。

〔自己の願望〕…たいものだ。

出典更級日記 かどで

「いかで見ばやと思ひつつ」

[訳] どうにかして(その物語を)読みたいものだと思い続けて。

〔事態の実現の願望〕…てほしい。▽「あり」「侍(はべ)り」などに付く。

出典平家物語 六・嗄声

「今様(いまやう)一つあらばや」

[訳] 今様が一曲あってほしいなあ。

〔意志〕…よう。

出典隅田川 謡曲

「急ぎ乗らばやと存じ候(さうら)ふ」

[訳] 急いで(船に)乗ろうと思います。

〔強い打消〕…どころか、まったく…ない。▽多く「あらばや」の形で用いる。

出典若木詩抄 

「酒はのませたし銭はあらばや」

[訳] 酒は飲ませたいが、銭はあるどころかまったくない。◆接続助詞「ば」に係助詞「や」が付いて一語化したもの。③④は中世語。

参考

「ばや」と「なむ」の違い 「ばや」が自己の願望を表すのに対して、同じく願望を表す終助詞の「なむ」は、相手に望む意を表す。

ば-や 分類連語

〔活用語の未然形に付いて〕…ならば…か。…たら…か。▽仮定条件の疑問を表す。

出典古今集 秋下

「心あてに折らばや折らむ」

[訳] ⇒こころあてに…。

〔活用語の已然形に付いて〕…だから…か。…なので…か。▽確定条件の疑問を表す。

出典古今集 恋二

「思ひつつ寝(ぬ)ればや人の見えつらむ」

[訳] ⇒おもひつつ…。

語法

文末の活用語は、係助詞「や」を受けて連体形となる。

なりたち

接続助詞「ば」+係助詞「や」